ゆる精進、ふだんごはん。家で採れたきゅうりの胡麻味噌和え

寺嫁のゆる精進ごはん | 第1回

ゆる精進、ふだんごはん。
家で採れたきゅうりの胡麻味噌和え

旬の野菜を、難しく考えず、おいしくいただく。

きゅうりの胡麻味噌和え

「寺嫁のゆる精進ごはん」を始めます

寺嫁のゆる精進ごはんを紹介する坊守さん

精進料理というと、少し特別な料理を思い浮かべる方も多いかもしれません。

けれど、精進料理の中には、私たちの普段の食卓にも取り入れられる知恵がたくさんあります。

  • 旬のものをいただくこと
  • 野菜を無駄なく使うこと
  • 素材の味を楽しむこと
  • 食べることに感謝すること

そんな「精進の知恵」を、今の暮らしに合うように、もっと気軽に取り入れていけたらと思っています。

このブログでご紹介するのは、野菜や豆、海藻などを中心にした、家庭で無理なく作れる料理です。いわゆる精進料理を厳密に再現するのではなく、まずは一品、旬の野菜を大切に味わうところから。そんな無理のない「ゆる精進」を楽しんでいきます。

その時々にいただいた野菜や、家で採れた野菜を眺めながら、「今日はこれをどうやっていただこうかな」と考えるところから、料理が始まります。野菜をいただいたちょっとした経緯や、なぜ今日はこの料理にしたのかという話も、レシピと一緒に綴っていきたいと思います。

家で採れた夏のきゅうり

家できゅうりが採れました。

夏のきゅうりは、採れ始めると次々と実をつけます。みずみずしいきゅうりを前にして、「さて、今日はどうやって食べようかな」と考えました。

酢の物にすることも多いですし、シンプルな胡麻和えもおいしい。今回は少しだけいつもと変えて、胡麻と味噌に少しのお酢を合わせた「きゅうりの胡麻味噌和え」にしました。

本日の一品きゅうりの胡麻味噌和え

味噌と胡麻のコクがありながら、お酢が入ることで後味はさっぱり。暑い時期にも食べやすく、ご飯にもよく合います。火を使わずに作れるので、きゅうりがたくさん採れたときにもおすすめです。

調理時間:約15分 火を使わない 夏におすすめ
きゅうりの胡麻味噌和えの完成写真

材料(2人分)

きゅうり2本
白すり胡麻大さじ2
味噌大さじ1
砂糖小さじ1
小さじ1
醤油小さじ1/2
少々
白炒り胡麻(仕上げ用)少々

※味噌は種類によって塩分や甘さが異なります。砂糖と醤油の量は、お使いの味噌に合わせて調整してください。

作り方

  1. きゅうりを切るきゅうりは3~4mm程度の斜め切りにします。
  2. 塩もみする塩少々をまぶして5~10分ほど置きます。水分が出てきたら軽くもみ、水気をしっかり絞ります。
  3. 胡麻味噌を作るボウルに白すり胡麻、味噌、砂糖、酢、醤油を入れ、なめらかになるまでよく混ぜます。
  4. きゅうりを和える水気を絞ったきゅうりを加え、全体をやさしく和えます。5分ほど置いて味をなじませ、仕上げに白炒り胡麻を散らしたらできあがりです。

今日の「精進の知恵」

今回使ったのは、きゅうり、胡麻、味噌。どれも特別な食材ではありません。

身近な食材を、旬の時期においしくいただく。

精進料理というと、特別な材料をそろえなくてはいけないと思われるかもしれません。けれど、旬の野菜を生かし、今あるものを無駄なく味わうことも、毎日の食卓に取り入れられる大切な知恵です。

このブログは、毎日の食生活をすべて厳密な精進料理に変えようというものではありません。野菜や豆、海藻などを中心にした一品を、無理なく、おいしく作る。そこから始める「ゆる精進」です。

今日は目の前にあるきゅうりを、胡麻味噌和えにしておいしくいただきました。難しく考えすぎず、その時にあるものを大切にいただく。そんな時間を、これからも重ねていきたいと思います。

寺嫁のひとこと

寺嫁のひとことを話す坊守さん

家で採れたきゅうりを、今日は胡麻味噌和えにしました。特別な料理ではありませんが、旬のものを、その日においしくいただけるのは、ありがたいことだなと思います。

次はどんな野菜が食卓にやってくるでしょうか。これから、寺での暮らしと一緒に、わが家の「ゆる精進ごはん」を少しずつご紹介していきます。