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若院のつぶやき

彼岸花が赤々と燃える時期になりました。

お彼岸の時期になると、順教寺の周辺は彼岸花の赤色で敷き詰められます。

その赤が咲き誇っている様を見ると、秋も深まってきているだなと感じさせられます。

彼岸花は、別名、曼珠沙華ともいいます。

仏教と非常に縁の深い花です。曼珠沙華は、サンスクリット語のmanjusakaの音写であるそうです。

この曼珠沙華は、仏陀(ブッダ)が法華経を説かれた際に、これを祝して天から降った4つの華の1つだったそうです。

その華の姿形は不明だそうですが、赤色だったと記録されているそうです。

彼岸花は、その赤色の華を想起させることから曼珠沙華という名前がつけられたそうです。

古(いにしえ)の人々の花々に対するネーミングセンスは凄いですよね。