夏の目標は、友達と仲良くいっぱい遊ぶ

7月に入り、いよいよ夏休みが始まりました。

夏休みの始まりに、子どもと二人で「この夏、どんなことをしたい?」と話をしました。

私はというと、

「毎日少しずつ勉強をする」

「家のお掃除をする」

「何か新しいことに挑戦する」

……そんな、いかにも「夏休みの目標らしいもの」が出てくるのかなと思っていました。

ところが、子どもの口から出てきた言葉は、

「友達と仲良くいっぱい遊ぶ!」

でした。

なるほど……。

私の想像していた夏休みとは、ずいぶん違います(笑)。

でも、その言葉を聞いて、ふと考えました。

勉強をすることも、お手伝いをすることも、もちろん大切。

でも、友達とたくさん遊ぶ中で、人との付き合い方や相手との接し方を学ぶことも、とても大切なことなのではないでしょうか。

楽しいことばかりではなく、ときには思い通りにならなかったり、けんかをしたり、嫌な気持ちになったりすることもあるでしょう。

そんなときに、自分はどう感じたのか。

相手はどう思っていたのか。

どうしたら仲直りできるのか。

自分の気持ちをどう伝えたらいいのか。

そういうことを、実際に人と関わりながら少しずつ学んでいく。

それは、時間にゆとりのある夏休みだからこそできることなのかもしれないなと思いました。

そこで、今年の夏は「友達と仲良くいっぱい遊ぶ」という子どもの目標に、私も賛成することにしました。

そして、母としてできることを頑張る。

これを私自身の夏休みの目標にもしました。

目標が決まると、行動も早いもので(笑)。

その週から、さっそく友達と遊ぶ予定をどんどん入れていきました。

「クラスのみんなと遊びたい!」という子どもの希望もあり、いろいろなお友達に連絡をして、プールへ行ったり、川へ遊びに行ったり、お友達のお家にお邪魔したり、我が家に遊びに来てもらったり。

気がつけば、予定表がどんどん埋まっていきました。

そしてもう一つ、子どもと一緒に決めたことがあります。

それは、「友達と遊んだ日は日記を書く」ということ。

ただ遊んで終わりではなく、その日に自分がどんなことを感じたのか、どんなことが楽しかったのか、そしてどんな気持ちになったのか。

一度立ち止まって、自分の心を振り返る時間も持ってほしいと思ったからです。

子どもの日記は、いつもなかなか斬新です。

「そこをそう表現するのか!」と、大人の私ではなかなか思いつかないような言葉で締めくくられていることもあります。

読んでいて思わず笑ってしまうこともありますが、同時に、「この子はこんなふうに感じていたんだ」と、日記を読まなければ分からなかった気持ちに気づかされることもたくさんあります。

きっと、子どもの中では感じていたけれど、言葉にはしていなかったこと。

私が一緒に過ごしていても、気づけなかったこと。

それを日記という形で残してくれたからこそ、知ることができたのだと思います。

そう考えると、「日記を書いてもらってよかったな」と、心から思います。

もう間もなく、長かった夏休みも終わりを迎えます。

振り返ってみると、今年の夏は本当によく遊びました。

ありがたいことに大きく体調を崩すこともなく、最後まで元気に走り切れそうなことも嬉しく思っています。

二年生ならではの夏休み。

そして、年長ならではの夏休み。

その年齢、その時期だからこそできることを、しっかりと楽しむことができた夏だったように思います。

「もっと勉強させたほうがよかったかな」

「もう少し何かさせてもよかったかな」

そんなことを思わないわけではありません。

でも、今年はこれでよかった。

たくさん遊んで、たくさん笑って、ときにはけんかもして、いろいろな人と関わって。

その中で、子どもなりにたくさんのことを感じ、学んだ夏だったのではないかなと思います。

そして私自身も、子どもと一緒にこの夏を過ごす中で、「今しかない時間を大切にする」ということを、改めて教えてもらったような気がします。

たくさんのご縁と、たくさんの笑顔に恵まれた夏休み。

一緒に遊んでくださったお友達や、温かく迎えてくださったご家族の皆さまにも、心より感謝いたします。

今年の夏も、無事にここまで過ごせたことに感謝して。

南無阿弥陀仏。