子どもたちの笑顔が集まるお寺に
8月17日。
お盆も終わり、夏休みもいよいよ後半に入ったこの日、私たちの代になって初めてとなる、子どもたちを対象とした夏休みイベントを開催しました。
この企画のきっかけは、きっと子どもたちです。
子どもたちは、みんな友達と遊ぶことが大好きです。
「友達と遊びたい!」
そんな気持ちはどの子にもあります。
けれど、保護者の方がお仕事で忙しかったり、遊べる場所がなかったり、さまざまな事情で、なかなか友達と遊ぶ機会を持てない子もいます。
だったら、みんなで集まって、一緒に笑って遊べる場所を作れたら。
夏休みの思い出の一つとして、「あの日、お寺でみんなと遊んだな」と思ってもらえたら。
そんな思いから、住職と一緒に今回のイベントを考えました。
内容は、「お寺体験」「そうめん流し」「お遊びタイム」です。
午前中は、お経を一緒に唱えたり、座禅を体験したり、お寺のお掃除をしたり。
普段なかなか触れることのないお寺という場所を、少し身近に感じてもらう時間です。


そして、お昼からはお待ちかねのそうめん流し。
そうめんが流れてくるたびに、「取れた!」「いっぱい取れた!」と、あちらこちらから歓声が上がります。
子どもたちの笑い声と笑顔がいっぱいのお寺は、本当に可愛らしくて、見ているこちらまで嬉しくなりました。

午後は、謎解きゲームや風船ロケットづくり。
チームに分かれて、相談したり、助け合ったり、一つのものを作り上げたり。

年齢の違う子どもたちが一緒になって過ごす中には、楽しいことだけではなく、意見が合わないこともあったかもしれません。
でも、そういう経験も含めて、子どもたちにとって大切な学びなのだと思います。
子どもたちはこれからどんどん成長していきます。
大きくなれば、親にはなかなか言えないことも出てくるでしょう。
そんなとき、自分のことをよく知ってくれている友達の存在が、大きな支えになることもあると思います。
今回のような場を通して、友達とのつながりや、「一緒に笑える仲間」が少しずつ増えていってくれたら嬉しいです。
そして、もう一つ。
「お寺って楽しいところなんだ」と、子どもたちに思ってもらえたら、という思いもありました。
お寺は、お葬式や法事のときに訪れる場所という印象が強いかもしれません。
でも、子どもたちの笑い声が響くお寺があってもいい。
「またお寺に行きたい」と思ってもらえる場所でありたい。
そんな思いを、今回改めて強く感じました。
そして今回のイベントは、私たちだけでは決してできませんでした。
準備や当日の運営を支えてくださった皆さま、そして子どもたちを送り出し、協力してくださった保護者の皆さま。
皆さんのお力があったからこそ、大きなトラブルもなく、たくさんの笑顔に包まれた一日となりました。
本当にありがとうございました。
これからも皆さんと力を合わせながら、子どもたちにとって「楽しかった!」と思える時間を、お寺で作っていけたらと思います。
この夏の思い出が、いつか子どもたちの心に残る温かい思い出になってくれたら嬉しいです。

南無阿弥陀仏。


