秋が深まり朱色に染まる南天が綺麗です。
当寺院の境内や中庭には南天の木が沢山生い茂っています。
秋が深まる11月中旬から下旬にかけて当寺院は紅葉の赤と南天の赤で飾られます。
その時節にお参りに来られた方々には良く、お褒めの言葉をいただきます。
南天は、お正月の飾り物に使用されたり縁起物として良く使用される植物です。
その理由は、「ナンテン」という語感が「難(ナン)を転(テン)じる」に通じることにあるそうです。
そのため歴史的に南天は縁起物として重宝されていたそうです。
その話を聞いて、剪定の際は扱いに困る南天ですが南天に囲まれている今の状況は幸せなことなのだと考えさせれました。